8月27日(土)、岩手国体の東海ブロック予選が愛知県名古屋市の庄内緑地公園にて開催されました。
ベルテクスホッケーチームは愛知県代表として出場しましたが、2−3で岐阜県に敗れ、国体本戦の出場権を逃しました。
【国民体育大会ホッケー競技東海ブロック予選】
<試合結果>
愛知県 対 岐阜県
前半0-1
後半2-2
合計2-3
得点者 中山(PC),井島(FG)
開始早々、先制点を許し、前半は0−1。後半、さらに2点を追加され、0−3。その後、2点追い上げるも、あと1点届かずに試合終了という展開でした。
このような苦しい試合展開になることを望んでいませんでしたが、たとえ3点差開いたとしても、心のなかで「まだいける、時間はある」と感じていました。
先日のリオ五輪、男子準々決勝・ドイツ対ニュージーランド。ドイツが0−2の状況から試合終了残り5分で3ゴールを奪って逆転勝利した試合の記憶が残っていたこともあり、自分たちも追いつき、最後は勝利できると信じて戦っていました。
愛知県の得点は、中山選手がPCのリバウンドゴール、井島選手がタッチシュートのゴール。両選手のゴールによって会場の雰囲気が徐々に変わりはじめ、その後、同点に追いつくチャンスとなるPCを獲得した時は、会場全体が盛り上がり、「愛知に流れがきた」と感じました。しかし、そのチャンスを活かすことができませんでした。
勝利という結果を残すために、この一戦に向けて準備してきたわけですが、その準備の過程で、あるいは試合の中で、どこかに問題があったからこその結果です。
試合というのはさまざまなな要素が複雑に絡み合います。雑音は一切聞こえずゾーンに入ってプレーする瞬間もありますし、ときには試合の流れを読んで冷静にプレーすべき時間帯もあります。アンパイアとのコミュニケーション、天候、ピッチコンディション、会場の雰囲気などさまざまな事柄に対して事前に想定しつつ、試合中はその都度、臨機応変に判断し、プレーすることが必要です。
しかし、自分自身のプレーをあらためてビデオを見返してみると、事前の想定の面でも、試合中の臨機応変な判断という面においても、至らない点がありました。この現実を真摯に受けて止めて、それらの問題についてよく考えて、改善していかねばならないと考えています。
今回は愛知県での開催ということもあり、多くの方に会場に足を運んで応援していただきました。今回、はじめてホッケーの試合を観戦した、という職場の方もいました。
皆様からのご支援・ご声援に対して、いい結果でお応えすることができなかったことが残念ですが、この苦い経験を糧にして、前に進んでいきたいと考えております。
ファンの皆様、スポンサー企業の皆様、多方面からさまざまな形でサポートをしていただいた皆様に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
藤本一平
コメント
頑張れ一平。
社会人では是非決勝で!