ラグビー日本代表の歴史的勝利を通じて考えたホッケーのこと

 優勝候補を破って歴史的大金星

ラグビー日本代表が大金星をあげました。

ラグビーワールドカップで世界ランキング3位(試合当日の順位)の南アフリカを破って勝利。(公開したときに、南アフリカがオーストラリアになっていました。すいません。)

ホッケー男子でいうと、日本代表がワールドカップでドイツ代表を破った!という感じでしょうか。

今日の試合に備えて寝てしまっていたので、ライブ放映は見ずにハイライトを見ただけですがラストワンプレーでの逆転トライに興奮しました。

このハイライト、感動です。↓

海外のホッケー選手の反応

今回の歴史的勝利は、海外のホッケー選手も注目していたようで・・・

ホッケーアイルランド代表の世界的に有名なGKデビッド・ハート選手は、ラグビー日本代表が試合で見せたメンタルとフィジカルの粘り強さをたたえています。(resiliene=回復力)

また、ホッケーニュージーランド代表「ブラックスティックス」のバローズ選手はホッケー南アフリカ代表の主将・オースティンスミス選手はじめ、南アフリカホッケー代表選手たちに向かって、

「南アフリカはラグビーのやり方を忘れてしまったのか?」

というツイートをし、それに対して、スミス選手は

「負けたことも驚きだし、その試合がオランダのテレビで生放送されていたのも驚きだったよ」

という感じのやりとりをしています。(日本語訳に間違いがあったらすいません)

自分の海外向けツイッターアカウントにも、FIH(世界ホッケー連盟)のアカウントから「ラグビー観たか?」とツイートがありました。

世界的に注目されている日本ラグビー。

今後の試合もがんばってほしいです。

そこから何を学ぶか 「JAPAN WAY」

今回の大金星はいろんな側面から報道されていますが、自分なりに考えてみたことを書いてみたいと思います。

まず、エディ・ジョーンズヘッドコーチのかかげる「JAPAN WAY」。

これは日本のホッケーが世界で戦う上においても考えなくてはならないことだと思います。

日本はどんなホッケーで世界と戦い、上位チームを倒していくか。

一般的によく言われている日本人の特徴。

小さい体格、短い手足という身体的特徴や、その反面、小回りが利く点、繊細なスキル、持久的能力の高さ。

集団行動は得意といわれる反面、あまり自分の意見を主張しない控えめな性格など。

そういった一般的に言われている点と、代表チームを結成した時にそこに集まったメンバーとで、その特徴が一致するとは限りません。

ラグビー日本代表においてはエディ・ジョーンズさんがこだわってきた「JAPAN WAY」、すなわち現在戦っている「ラグビー日本代表メンバーの特徴を生かした戦い」ができたからこその勝利だと思います。

日本のホッケーはどう戦うのか。考えていきたいものです。

ラグビーとの接点

個人的にラグビーは親近感のあるスポーツだと感じています。

もともと父が花園に出場したラガーマンだったこともあり、自宅にラグビーボールはありましたし、山梨県の高校ラグビーが中継された時は一緒に見たりもしていました。

これまで自分自身がラグビーの試合会場に足を運び、観戦した経験は4回あります。

①高校ラグビー奈良県大会決勝

②大学ラグビー選手権決勝@国立競技場

③大学時代の早明戦@国立競技場

④クボタスピアーズの試合@秩父宮

④は、スピアーズがトップイーストに所属していた時期に試合を観戦しました。昨日の南アフリカ戦でに出場していた立川理道選手の兄、立川直道選手は高校時代の同級生で彼を応援しに行きました。

(立川理道選手と名古屋フラーテルの塩川直人選手中山康大選手は高校の同級生)

実は、高校時代にラグビーをプレーした経験もあります。ラグビーが盛んな高校ということで体育祭でラグビーをやったのですが、ちゃんとユニホームを用意して練習も重ねて試合をしました。

その競技につながりがあると愛着がわいてくる

これまで書いたようになんとなく自分の中ではラグビーが身近な存在でした。

自分がやったことがある。

会場で見たことがある。

家族・友達がやっている。

そういった経験・つながりがあると、そのスポーツが身近に感じられると思います。

身近に感じてもらうための情報発信について

「藤本一平を知っているからホッケーを知った。」

という人もいれば

「ホッケーを知っているから藤本一平を知った。」

という人もいると思います。

最初は深く考えずに書いていたのですが、だんだんと「どうやったらホッケーをもっと知ってもらえるだろうか」、という点も考えるようになってきました。

一時期、ブログの内容がマンネリ化しはじめ、試合結果の告知と報告がメインとなったときもありましたが、旧ブログで書いたリチュアルのホッケースキルコンテストについてのブログや三谷選手のニュージーランド挑戦のブログ、インドリーグ関連のブログなどは、いろんな方に興味を持ってもらえました。

今日は社会人選手権の会場で、あるチームの選手から、「SNSなどを使ってチームのプロモーションをしたいと考えている」という相談もありました。

テレビや新聞に定期的に取材に来てもらい、取り上げてもらうというのはなかなか簡単なことではありません。

もちろん、そこは目指すべき部分だとは思いますが、それが難しい、取り上げてもらえないのであれば、こちらから積極的に動いた方がいいと思います。

インターネットをうまく活用すれば、やり方はいろいろとあると思います。

その方法のひとつとして、自分はこのブログを通じてホッケーのことを書いていきたいと思っています。そして、なとなくでもいいのでホッケーが身近に感じてもらえたらいいな、と思っています。

と言いつつも

フラーテル広報・石田さんがよく言っていますが、ホッケー以外のことをブログに書くことで、ホッケーをまったく知らない人が「検索」を通じて、ブログにたどり着いてくれる、なんてこともあります。

石田さんは名古屋のグルメ情報や、手帳に関する情報など幅広い情報を発信しています。

最初は「なぜ、広報日記でホッケー以外の記事を書くのだろう・・・?」と思っていましたが、これも意味がないことではないみたいです。

自分は旧ブログでバドミントン界のプリンス・上田拓馬選手の記事を書いたりしていましたが・・・↓

検索アクセス


これは2015年8月の一か月間に、「検索」を通じて旧ブログにたどり着いたキーワードなのですが・・・

3位 上田拓馬 結婚相手

4位 上田拓馬

10位 バドミントン 日本代表 上田拓馬

どのような方かわかりませんが、上田拓馬選手のことを調べたいと思って検索した方が、旧ブログを見てくださったということです。

1か月間の数字は微々たるものですが、ブログはネット上にずっと残っています。(旧ブログのサービスが終了されない限り)

今後もそのキーワードでブログにたどり着き、それがきっかけでホッケーをまったく知らない人にホッケーという競技を知ってもらえる可能性がある、ということです。

というわけで、今後はざっくばらんにいろんなジャンルのことを書いていきたいな、とも思っています。

他競技の選手のブログ

個人的に他競技の選手のブログを見るのも好きなのですが、いろんな書き方があっておもしろいです。

サッカー選手はブログをやっている選手が多いのでチェックします。

吉田麻世選手のブログには岡崎慎司選手がよく登場していたり、なでしこの川澄選手は毎日更新していて、よく手料理を披露しています。田中あすな選手がブログによく登場するので覚えるきっかけにもなりました。

選手の個性が出ています。

いろんな立場での情報発信があるとは思いますが、ホッケー界も選手という立場からの情報発信が増えていくといいな、とも思います。

ラグビー日本代表の選手もツイッターで情報発信している選手がたくさんいます。どんな情報発信の仕方をしているのかにも注目しつつ、応援していきたいです。

がんばれ、ラグビー日本代表。

広めよう、ホッケー。

がんばろう、日本ホッケー。

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