早慶戦

早慶戦

早慶ホッケー定期戦に行ってきました。

男子は第89回、女子は第23回となる「伝統の一戦」。

(来月開催される全日本男子ホッケー選手権大会も今年が第89回)

歴史の長い定期戦です。 

今年は幹事校が慶應ということで日吉ホッケー場での開催となりました。

早慶のOB・OGではなくても早慶戦に興味を持って観戦に訪れている方もいらっしゃいました。(早稲田のサッカー部=ア式の同期との思わぬ再会もありました)

そんな伝統の一戦の1日の様子を写真とともに紹介します。


 

■朝9時試合開始のOG戦(20分ハーフ)

結果は1-0で早稲田OGが勝利。

ウォーミングアップをしながらの観戦だったのであまり試合内容を書けませんが、お互いに固い守備での接戦。

朝早くからナイスプレーでした。


■朝10時からはOB戦(同じく20分ハーフ)

ここからは戦評風に。

毎年なかなかOB戦参加者が集まらずに苦労してきた早稲田だが、今年はここ数年でもっとも多くのメンバーが揃った。

日本リーグ出場者4名(アルダー飯能・金内、福井クラブ・田中、フラーテル・羽田、藤本の計4名)を含む。(3チームとも12月の全日本選手権に出場します)

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▲試合前に円陣

前半は早稲田OBペースで試合が進む。

先制点は早稲田。

前田祐介先輩のパスを鷲田剛先輩がリバースシュート。

丹生コンビで先制ゴールを決めて1-0。

そのまま早稲田OBが1点リードで前半終了。

後半はお互いに攻め合うも得点できず、時間が経過。

しかし、後半終了間際(残り2分くらい?)に慶應OBがPCのチャンスを獲得。

これを岡田君に決められて1-1。

慶應伝統の「粘り強さ」。

悔しいドローでした。

OB戦

みなさん、おつかれさまでした。


■開会式を挟み、現役女子戦。

前半、慶應がホームの声援を受けて先制し、会場の空気は慶應が支配。

そのまま慶應の1点リードで前半を折り返す。

後半に入ると早稲田が個人技とパスワークをうまく織り交ぜて攻め込む時間が多くなり、PCから八木澤主将がゴールを決めて1点を返す。

その後、勢い乗った早稲田は瀧澤璃、稲田選手のゴールで2点を追加し、3-1。

早稲田女子が見事な逆転勝利をおさめた。


 

■クライマックスは現役男子戦。

前半、効果的なロングパスとスキルフルなドリブルを武器に早稲田が押し込む時間が続き、PCを取得。

これを決めたのはU21日本代表としてジュニアアジアカップでも活躍した宮崎選手。

豪快なドラッグフリックをゴール右上に決めて1-0。

その後も、早稲田がボールを支配する時間が長く、数度PCのチャンスを得る。

追加点はPCのバリエーション。

鵜飼選手の得意のスウィープを岸本選手がうまく合わせてタッチシュートでのゴール。

2-0で早稲田が前半を折り返す。

現役

▲ハーフタイムの円陣

後半に入ると、OB戦同様、慶應が脈々と受け継がれてきた「粘り強さ」を見せる。

PCのチャンスを得ると、早稲田DF陣の裏をかくバリエーションで河本選手がタッチシュートを決めて、2-1と1点差に追い上げる。

勢いに乗った慶應。

谷主将の放ったシュートをニアポストで低く構えていた大橋選手がゴールに流し込み、値千金の同点ゴール。

そのまま両者ゆずらず2-2の同率優勝となった。(早慶定期戦は延長・SOなし)

(両校の意地のぶつかり合い。球際の当たりの激しさから、接触して歯が欠けてしまう選手がいました。やっぱりホッケーするときはマウスピースをした方がいいですね・・・。)

早稲田にとっては追いつかれて引き分けという悔しい試合となりましたが、懸命に戦った両校の選手。いい試合を見せてもらいました。

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懇親会

試合を終えた後はOB・OG・現役学生で懇親会。

星さん

▲右:慶應OB:星さん
▲左:同期で慶應女子部監督の吉貴さん

星さんには、2015年7月に名古屋フラーテルのメンバー(粥川・高瀬・川上啓・小野・長澤・藤本)で慶應ホッケー教室を行ったときにお世話になりました。

今日はOB戦前にヒットストップをご一緒させてもらいました。

ありとうございました。

太一さん

▲右から
慶應女子部・岡崎コーチ
早稲田OB・鷲田剛さん
慶應男子部・冨田コーチ
慶應男子部・高根監督(同期)

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▲現役戦の審判はこのお二方
左:戸塚さん
右:成田さん
(中央:鵜飼選手)

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▲左から
慶應OB:渡邉さん
慶應OG:平田さん
慶應女子部:吉貴監督

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▲早稲田OB・OG
左から鷲田健司さん・松本・金内・末森・中道

ここには載せきれませんが多くのOB・OGが集まり、親睦を深めました。

仲間

現役の試合を見ながら、年齢の近い先輩(ホッケーを大学で続けるのか悩んだ末に入部した先輩)とこんな話になりました。

藤本「先輩、なんだかんだ、ホッケー続けてよかったですよね?」

先輩「もちろん。お前とも出会えたからな。(ク、クサイ)」

冗談半分のやりとりではありましたが・・・。

そんな会話をしながら、

同じ時間、同じ空間を共有した仲間との再会はいいもんだ。

あらためてそう感じた1日でした。

4年生のみなさんはこれで引退ですね。

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4年間おつかれさまでした。

早慶でのつながり、ホッケーでのつながりは今後も続きます。

自分が昨年のアジア大会に出場した際には、同期の高根監督・吉貴監督はじめ慶應ホッケー部出身の方がわざわざ韓国まで応援に来てくれました。

今年初めのシンガポールでのワールドリーグ2の時も来てくださった方がいました。

現役時代はライバル心むき出しだったとしても、わりに卒業後に仲が深まったりすることもあるみたいです。

というわけで、卒業後、それぞれの道を歩まれる中でも、早慶のつながりやホッケーのつながりを大事にしていってほしいな、と老婆心ながら願っています。

最後に

さて、いよいよ12月もすぐそこまでやってきました。

名古屋フラーテルとして、国内4冠まであと1つ。

最後のタイトル「全日本選手権」の開幕まであと2週間です。

寒さもだんだん厳しくなってきましたが、

明日からまたがんばっていきましょう!

それではまた。

名古屋フラーテルホッケーチーム
藤本一平

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