日韓戦
オリンピック
現在、ノルウェーのリレハンメルでは冬のユースオリンピックが開催中で、初代スポーツ庁長官の鈴木大地さんも現地を訪れて選手団を激励しています。
比較的若者向けと言われているインスタグラムを、うまく活用している鈴木長官・・・。
さて、オリンピックといえば。
2016年はリオ五輪の開催年です。
リオ五輪の出場権を獲得している女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」は現在、大阪府茨木市の立命館ホリーズスタジアムで合宿中とのこと。
また、その大阪に韓国女子代表チームが急遽来日し、2月18日~25日までさくらジャパンと合同合宿をしているそうです。
公開試合
明日2/20(土)、さくらジャパンが韓国代表と公開試合を行うというアナウンスがありましたので、今回はそのお知らせ、という記事です。
まず、両国の世界ランキングに目を向けてみると、10位の日本に対して韓国代表の世界ランキングは9位と韓国がひとつ上にいます。
直近の対戦は2015年6月。
ワールドリーグセミファイナルのグループリーグ予選で対戦し、そのときは0-1で韓国に軍配があがりました。
そのときのハイライト動画がこちらです。↓
今回の公開試合における韓国のメンバー構成がどうなっているのかわかりませんが、先日、シンガポールでの国際ゲームに韓国代表が出場していた時の写真がフェイスブックにアップされていたので、顔ぶれを確認したい方はこちらから・・・。
The Hockeyroos played against South Korea in a training match as they look to keep the momentum going for the upcoming…
Posted by TPG Academy on 2016年1月19日
さくらジャパンはワールドリーグセミファイナルの時から、何名かメンバーの入れ替わりがあるようです。
今月、グリーンスタジアムでさくらジャパンの永井祐司監督にお話を伺ったときは、「いまはかなり追い込んで走っているよ」とおっしゃっていました。
リオ五輪出場に向けて強化合宿が頻繁に組まれ、練習量も多く、選手同士のチーム内の競争も激しくなっているはず・・・。
その競争の中、現段階で選ばれた選手のみなさんがどんなホッケーを魅せてくれるのか。
一、ホッケーファンとして、楽しみです。
今回の公開試合さくらジャパンのメンバーは以下の通りです。
スタッフ陣
選手団
日程・場所
今回の大会は公開試合ということで、入場無料で観戦できるようです。
ご都合のつく方はぜひ会場で応援を。
以下、詳細です。
■対戦カード
さくらジャパン (WR10位) vs 韓国代表 (WR9位)
■日時
2016年2月20日 (土) 15:00〜16:30 (受付開始 14:00〜)
■会場
立命館ホリーズスタジアム
〒567-8570
大阪府茨木市岩倉町 2-150 立命館大学大阪茨木キャンパス内 F棟 (OICフィールド)
(JR茨木駅より徒歩8分、阪急南茨木駅より徒歩13分、 大阪モノレール宇野辺駅より徒歩8分。)
■入場料
無料
ライブ配信
また、今回の試合はインターネットでライブ配信されるそうです。
会場に行けない方はライブ配信で応援を。
■ライブ配信スケジュール
・開催日:2016年2月20日
・会場:立命館ホリーズスタジアム
・時間:15時00分~16時30分 (予定)
・組合せ:さくらジャパン (WR 10位) vs. 韓国代表 (WR 9位)
■視聴ページ
こぼれ話
ちなみに今回来日している韓国女子代表には、前男子ホッケー日本代表コーチのカンさんもスタッフとして帯同されています。
2000年・シドニー五輪で男子ホッケー韓国代表が銀メダルを獲得した時の主将であるカンさん。
オリンピックの決勝の舞台を経験している指導者です。
僕たちのコーチをしてくれていた時のキーワードは「シンプルなパスホッケー」。
そして、「ワンマインド」(心を一つに)。
韓国ホッケーに「カンイズム」がどのように浸透しているのか。
そのような点にも注目しつつ、ライブ配信を楽しもうと思っています。
夢
先月、News Picksというニュース共有サービスのスポーツ関連記事の中で、印象に残ってピックアップしておいた記事にこのような言葉が載っていました。
「われわれ大人は米を食べて生きていますけど、子どもは夢を食べて生きる。」
参照:アンダーアーマー日本総代理店のドーム社がクラブ創設。夢と勝算
https://newspicks.com/news/1347583/body/
気の早い話になってしまいますが、
きっとこの夏のリオ五輪で活躍するさくらジャパンの選手たちの姿を見て、「自分もオリンピックに出たい」という夢を持ち、ホッケーに打ち込む少年少女が全国に少なからず生まれると思います。
自分自身はフラーテル入団前に、「ホッケー選手として可能性に挑戦しないまま人生を終えていいのか」、という自問自答を繰り返していた時期がありました。
それはちょうど2012年。
ロンドン五輪の年でした。
夜が明けぬ時間帯からテレビをつけ、さまざまな競技で活躍する日本代表選手団の活躍を見て、心が奮い立ち、のちのフラーテル入団という決意につながった、という経験があります。
さきほど紹介した言葉には、「子どもは」という括りがありましたが、
夢を食べて生きているのは子どもだけじゃないと思っています。
仕事であれ、スポーツであれ、芸術であれ。
どんなことでも夢や目標に向かって努力する姿というのは見ていて心が動かされます。
今回の公開試合は五輪前ということでメディアの取材もあるでしょうし、ライブ配信もあって、さらには日韓戦ということで、アツい戦いになることでしょう。
目標に向かって日の丸を背負って戦う、さくらジャパン。
ぜひみんなで応援しましょう。
がんばれ、さくらジャパン!
それではまた近いうちに。
Hard Work Beats Talent
藤本一平