『金閣寺』三島由紀夫

挫折を経て

三島由紀夫『金閣寺』

三島由紀夫『金閣寺』

だいぶ前に購入した一冊。

読んでいる途中で一度、挫折。

2016年に入ってからじわじわ読み進め、先日、やっと読了。

過去はわれわれを過去のほうへ引きずるばかりではない。過去の記憶の処々には、数こそ少ないが、強い鋼の発条があって、それに現在のわれわれが触れると、発条はたちまち伸びてわれわれを未来のほうへ弾きかえすのである。

P325

三島由紀夫。次は「仮面の告白」か。

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